正法眼蔵を読み解く

現代人による正法眼蔵解説

2020-02-05から1日間の記事一覧

正法眼蔵阿羅漢

正法眼蔵第三十六 阿羅漢 序 諸漏已盡、無復煩惱、逮得己利、盡諸有結、心得自在。これ大阿羅漢なり、學佛者の極果なり。第四果となづく、佛阿羅漢なり。諸漏は没柄破木杓なり。用來すでに多時なりといへども、已盡は木杓の渾身跳出なり。逮得己利は頂□(寧+…

正法眼蔵第三十六「阿羅漢」を読み解く

正法眼蔵第三十六「阿羅漢」を読み解く 諸漏已盡、無復煩惱、逮得己利、盡諸有結、心得自在。 これ大阿羅漢なり、學佛者の極果なり。第四果となづく、佛阿羅漢あり。 諸漏は没柄破木杓なり。用來すでに多時なりといへども、已盡は木杓の渾身跳出なり。逮得己…

正法眼蔵第三十六 阿羅漢 註解(聞書・抄)

正法眼蔵第三十六 阿羅漢 註解(聞書・抄) 諸漏已盡、無復煩惱、逮得己利、盡諸有結、心得自在。これ大阿羅漢なり、學佛者の極果なり。第四果となづく、佛阿羅漢あり。 詮慧 〇「諸漏已尽」と云えども、声聞縁の「已尽」は、塵砂無明等をば不尽。只三界の理…