正法眼蔵を読み解く

現代人による正法眼蔵解説

2020-02-21から1日間の記事一覧

正法眼蔵仏祖

正法眼蔵第五十二 仏祖 宗禮。 佛祖の現成は、佛祖を擧拈して奉覲するなり。過現當來のみにあらず、佛向上よりも向上なるべし。まさに佛祖の面目を保任せるを拈じて、禮拝し相見す。佛祖の功徳を現擧せしめて住持しきたり、體證しきたれり。 毘婆尸佛大和尚 …

詮慧・経豪 正法眼蔵 第五十三 梅花 (聞書・抄)

詮慧・経豪 正法眼蔵 第五十三 梅花 (聞書・抄) 先師天童古仏者、大宋慶元府太白名山天童景徳寺第三十代堂上大和尚なり。 上堂示衆云、天童仲冬第一句、槎々牙々老梅樹。忽開花一花両花、三四五花無数花。清不可誇、香不可誇。散作春容吹草木、衲僧箇々頂…

正法眼蔵第五十二「佛祖」を読み解く

正法眼蔵第五十二「佛祖」を読み解く 宗禮 佛祖の現成は、佛祖を擧拈して奉覲するなり。過現當來のみにあらず、佛向上よりも向上なるべし。まさに佛祖の面目を保任せるを拈じて、禮拝し相見す。佛祖の功徳を現擧せしめて住持しきたり、體證しきたれり。 毘婆…