正法眼蔵を読み解く

現代人による正法眼蔵解説

2020-01-12から1日間の記事一覧

正法眼蔵坐禅箴

正法眼蔵第十二 坐禅箴 箴というのは医療用の針という意味です。漢和辞典によると、箴と は針、戒めという意味で、つまり坐禅に対する忠言という意味合いでしょうか。『御抄』では教え・しるし、と示しています。この巻は御抄時おです代から十一の段落に区分…

正法眼蔵 第十二 坐禅箴(聞書・抄)

詮慧・経豪 正法眼蔵 第十二 坐禅箴(聞書・抄) 薬山弘道大師、坐次有僧問、兀兀地思量什麽。師云、思量箇不思量底。僧云、不思量底如何思量。師云、非思量。大師の道かくのごとくなるを証して、兀坐を参学すべし。兀坐正伝すべし、兀座坐の仏道につたはれ…

正法眼藏第十二 「坐 禪 箴」を読み解く

正法眼藏第十二 「坐 禪 箴」を読み解く 藥山弘道大師、坐次有僧問、兀々地思量什麼師云、思量箇不思量底僧云、不思量底如何思量。師云、非思量。 大師の道かくのごとくなるを證して、兀坐を參學すべし、兀坐正傳すべし。兀坐の佛道につたはれる參究な…