正法眼蔵を読み解く

現代人による正法眼蔵解説

2020-01-16から1日間の記事一覧

正法眼蔵第十六「行持」を読み解く

正法眼蔵第十六「行持」を読み解く 佛祖の大道、かならず無上の行持あり。道環して斷絶せず、發心修行菩提涅槃、しばらくの間隙あらず、行持道環なり。このゆゑに、みづからの強爲にあらず、佗の強爲にあらず、不曾染汚の行持なり。 この行持の功徳、われを…

正法眼蔵 第十六 行持 註解(聞書・抄)

正法眼蔵 第十六 行持 註解(聞書・抄) 佛祖の大道、かならず無上の行持あり。道環して斷絶せず、發心修行菩提涅槃、しばらくの間隙あらず、行持道環なり。 詮慧 〇「無上の行持あり。道環して断絶せず」とあり、是は我等(が)為(行持?)いかなるべきぞ…

正法眼蔵 第十六 行持

正法眼蔵 第十六 行持 序言 『行持』巻の字数は27700余字にもなる長大な巻であり、義雲和尚編集とされる「六十巻本」では十六・十七と上下二巻に編纂されるものである。その義雲による『永平正法眼蔵品目頌』では「行持」著語を「超仏越祖」(「大正蔵…