2020-01-11から1日間の記事一覧
正法眼蔵 第十一 坐禅儀 序言 七十五巻配列に従うと『坐禅儀』は第十一に配され、次いで『坐禅箴』は第十二に配置される。奥書によれば寛元元年(1243)十一月に吉峰精舎で大衆に提唱したとする。一方で『普勧坐禅儀』と称される漢文体の四六駢儷体によ…
詮慧・経豪 正法眼蔵 第一一 坐禅儀 註解(聞書・抄) 参禅は坐禅なり。坐禅は静処よろし。坐蓐あつくしくべし。風烟をいらしむる事なかれ、雨露をもらしむることなかれ、容身の地を護持すべし。かつて金剛のうへに坐し、盤石のうへに坐する蹤跡あり、かれら…
正法眼藏第十一「坐禪儀」を読み解く 參禪は坐禪なり。坐禪は靜處よろし。坐蓐あつくしくべし。風烟をいらしむる事なかれ、雨露をもらしむることなかれ、容身の地を護持すべし。かつて金剛のうへに坐し、盤石のうへに坐する蹤跡あり、かれらみな草をあつくし…